過去の読んだ本の感想(シリーズ)9
8月25日(金)
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1991年6月19日(水)
「妊娠カレンダー」の書き出し
(中略)
うーん。わからない。どこがいいんだ?
気になる所、
M病院。すぐ改行。会話の改行の仕方。基礎体温のグラフ。わたし。
愚図々々。とうとう。なかなか。
作者(わたし)は、姉がM病院に出かけて…いや、ちがうか。
色川武大の場合はどうだろう。
怪しい来客簿より
空襲のあと
(中略)
「が」が多いな。発想は突飛。でも、よく考えると、思い当たるフシもある。文章自体は、流れるよう。しかし、特に変わった点はない。
6月20日(木)
大江健三郎「懐かしい年への手紙」より
第一部
第一章 静かな悲嘆(グリーフ)
(中略)
森。谷間。妹。ギー兄さん。オセッチャン。ダンテ。事業。そして僕。
段落の構造
僕←TEL←(妹←会話←オセッチャン←→ギー兄さん)森のなかの谷間の村=こちら側
ギー兄さんのことを、オセッチャンの話を聞いた妹からの電話で僕が聞いたわけである。伝聞→物語の発生。ここですでに、この小説は神話性をおびてくる。しかも、ダンテだ。さらに2人の女=語り部=巫女の存在。
イメージの重層性が大江文学の特徴だが、それにしても、たいした念の入れようだ。イメージの洪水と言ってよい。
6月23日(日)
大江健三郎「静かな生活」(講談社)を読んでいる。心が浄化されるような小説だ。イーヨーと妹のマーチャンとの官能的とも言える交流。ワクワクさせられる。
10月8日(火)
今、川西蘭という小説家の「パイレーツによろしく」という本を読んでいる。わずか7年前の小説だが、すでに古びている。
12月1日(日)
読 「I will marry when I want」NGUGI wa Thiongo、NGUGI wa Mirii(Heinemann Kenya Ltd)
「現代アフリカ入門」勝俣誠(岩波新書)
どちらも一級品。読んだかいがあった。
「アフリカのこころ」土屋哲(岩波ジュニア新書)
いまいち。ちょっと古い。
12月8日(日)
読 「ハラスのいた日々」中野孝次(文芸春秋)、「治療塔」大江健三郎(岩波書店)
「治療塔」は、SFと純文学が融合したような不思議な感覚の小説である。数日前、新しく「治療塔惑星」という本が出たばかりだったので、前作を古本屋で買ってきたわけである。あいかわらずのイメージの洪水ではあるが、どうも異和感が抜けない。ハッキリ言って、胸の中をひっかきまわされるみたいな感じだ。SFの1人称か。何か変なんだよな。まだるっこしいぜ。
「ハラスのいた日々」も、オレにとっては新鮮だった。犬とヒトとの共生感覚。確かに、これは貴重なものだ。犬が今まで生きのびてこられたのは、このような関係が、ずっと続いていたからなんだな。なんか、うまく言えんが。昔、犬を飼ってた頃を思い出してしまった。
12月16日(月)
SIDNEY SHELDONの"THE OTHER SIDE OF MIDNIGHT"を読んでいる。plainなEnglishなので読みやすい。
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