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本田美和子、イヴ・ジネスト、ロゼット・マレスコッティ著『ユマニチュード入門』(医学書院)を読む

9月9日(金)

ユマニチュードはフランスで始められ、日本でも最近注目されるようになった認知症ケアの新しい技法である。ユマニチュードという言葉は、ユマニ+チュード=人間+である状態と訳せる。人間を人間としてケアするのがユマニチュードということになるだろう。

人は自然な感情のままに認知症の人をケアしようとすると、えてしてモノや動物のように扱ってしまう。だが、どれだけ認知レベルが下がった人に対しても人として対すべきというのがユマニチュードの考え方である。そのためには自然な感情のままではダメで、ケアする人の意識を変え、訓練によってケアの技術を身に付けることが必要とされる。ユマニチュードの技術は150を超える。

実際に父母が認知症になったら、ユマニチュードの考え方に則ってケアをしていけたらと思う。ただ、この本を読んだだけですぐ実践できるとはとても思えない。何らかの講習の制度ができて、誰でも基本的な考え方や実践技術を学べるような制度作りが今後必要になってくるだろう。

(8月20日読了)

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