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過去の読んだ本の感想(シリーズ)8

2月19日(金)

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1990年12月15日(土)

西研の「実存からの冒険」を読んでいると、おだやかな気分になる。難解な思想、硬直した教条に飽き飽きしている私に、「私は私のままでいいんだ」と語りかけてくれているような気がする。

1991年

1月11日(金)

異化→文体化・戦略化・スタイル化→想像力(「新しい文学のために」大江健三郎)

1月20日(日)

竹田青嗣「現象学入門」(NHKブックス)を読んだ。僕がやりたい学問はこれだったのだ。現象学→解釈学。現象学→現象学的社会学の確立。

1月27日(日)

高橋源一郎「文学がこんなにわかっていいかしら」(福武書店)を読んでいる。表紙の”いい”という字が小学1年の時の僕の字に似ている。本当は、ミシェル・フーコーの「言葉と物」を、何とか読み進めたいのだが、気力が続かない。しょうがないので、こんな本を読んでいる。具合が悪い。目が疲れている。

2月24日(日)

―自衛隊を”軍”として認めることは憲法違反ではないかとご指摘がありました。その点についてお答えしたい。むしろ国連指揮下に預けることによって自衛隊は違憲性を免れるのである。自衛隊にはこれまでずっと違憲性についての論議がつきまとっている。だが国連指揮の下行動する場合、国際平和を維持するための軍隊ということになり、初めて日本国憲法の定める「国権の発動」たる軍隊の可能性から免れられるのである。―(「沈黙の艦隊」週刊モーニング'91 No.11 3.11号)

3月6日(水)

アメリカン・ビート -ベスト・コラム34- ボブ・グリーン 井上一馬/訳の「両親のこと」というコラムが胸に刺さる。私も34才になったら、―あと5年後だ―両親をヨーロッパ旅行にでも招待しよう。M雄とA子にも金を出させて。大いに35回目の結婚記念日を祝おう。

3月17日(日)

Sidney Sheldonの「The naked face」を読んでいる。字が大きいし、文章も簡潔でリズムにも乗れるので、とても読みやすい。話のすじもおもしろい。こりゃ300ページぐらい一気に読めそうだ。

3月18日(月)

「The naked face」(Sidney Sheldon warner books)を読んだ。300ページ読むのに約1日かかったことになる。正確には10時間くらいか。でも久しぶりに英語で書かれた本を読み終えることができてうれしい。

4月6日(土)

Bob Greeneの「CHEESE BURGERS」をあと少しで読み終わる。コツコツと読み続けるとどうも印象が薄れていけない。次は前から読みたかった「Top Gun」を読もう。

4月7日(日)

Bob Greene「Cheesebergers」を読み終えた。次は「Top Gun」である。

村瀬学「子供体験」には、僕のふに落ちるような言説がいっぱいつまっている。

4月20日(土)

磯田光一氏の「左翼がサヨクになるとき」を読んでいる。僕はどうやら未だに左翼的な倫理にとらわれているらしい。そこから何とか脱しようとしているが、その倫理の範囲内で発言しようとしてしまっていることに気づくことがある。まだ自由ではない。

4月21日(日)

ゴルバチョフの「ペレストロイカ」を読んでいる。レーニン主義に基づく社会民主主義の達成を目標としているのが初期のペレストロイカであった。だとすると、今のソ連の現状は、ゴルバチョフの最初の試みを、はるかに越えている。ゴルバチョフは、民衆にとって邪魔者でしかない。

この結論を言うのは、まだ早い。ゴルバチョフ自身が変わっていくかもしれないからだ。だが、このところ、彼の評判は、えらく悪い。

4月28日(日)

「方法としての子供」(小浜逸郎)を読み終えた。

5月1日(水)

「可能性としての家族」小浜逸郎(大和書房)を読む。
人はなぜ結婚するのか・・・か。

6月12日(水)

「思想の体温」(岡本博)ゲインを読んだ。そういえば、「書誌的 高橋和巳」(村井英雄)阿部出版を、数日前に読んだんだった。

6月15日(土)

ヘドリック・スミスの「新ロシア人」(NHK)を読んでいる。アメリカ人らしいソ連観がちりばめられている。今までT.V.等で見てきたソ連と、それほど変わらない印象を受けた。

そー言えば、ロシア共和国で、エリツィンが大統領になった。

6月16日(日)

小浜逸郎「症状としての学校言説」(JICC)を読む。向山洋一批判と諏訪哲二批判は、読みごたえがあった。どうも僕は「学校の現象学のために」を甘く見すぎていたようだ。

僕自身が、今まで、小浜の思想に引かれて何冊か本を読んできたためか、今回読んだ本にはさして新鮮味はなかったが、でもさすがに小浜である。

イメージを喚起するものとしては、村瀬の方がすぐれている。でも、論理一貫性および現実妥当性といった面では、小浜が上だろう。僕は、未だに体に巣食う左翼的思考方法を、完全にたたき出して、一から自らの思想を築いていかねばと思う。

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