角野栄子・作 林明子・画『魔女の宅急便』(福音館文庫)を読む
3月3日(月)
『魔女の宅急便』はあまりにも有名なアニメで原作の本があることも以前から知っていたけど、なぜか本を読もうという気は起こらなかった。数年前に一応読んでおこうかと本書を買ったのだが、長らく本棚に眠ったままだった。今回読む気になったのは、1日から映画で実写版の上映が始まったからである。実写版を観るかはまだ決めてないけど、その前にまず原作を読んでおこうという気になった。
原作は、アニメほどセンセーショナルではないのだが、それでも小さな魔女のキキが大きな街で大活躍をする。そしてその街でなくてはならない存在として定着していく。そのすがすがしさ、明るさは、アニメを観た時とそれほど印象は変わらない。
はたして、実写版ではこれがどう描かれているのかとやはりその点ではそそられる。予告編を見るとアニメにはない原作のエピソードも描かれているようだし、やっぱり観に行こうかなあ。
(3月2日読了)
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