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2014.02.21

過去の読んだ本の感想(シリーズ)6

2月20日(木)

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1988年

15/Nov.(FR)

I read the book, "69" written by Ryu Murakami. The story develops in Sasebo in Nagasaki. The hero is a student of Sasebo Kita High School. The year is 1969. Ryu Murakami's novel was very interesting when I read it. This book will be interesting, too.

1989年

1月24日(火)

今日は主に「サバンナの博物誌」川田順造(新潮選書)を読んでいた。西アフリカの主にモシ族の生活についての詳細な記録である。私がケニアで生活していく上でも参考になる。特に開発が「低開発」を作り出したとの意見には同感だ。問題は、伝統的な生活技術が開発によって無用なものになりつつあるのに、それに変わるものが出てこないということなのだ。それが「低開発」なのである。かと言って、元の伝統的な生活に戻ることはできない。

ケニア人がきらいだという人何人かと出会った。これを、どう見るか。ケニア人気質と彼らが呼ぶものの実体は何か。

3月28日(火)

今日は『文化人類学への招待』(山口昌男 岩波新書)を読んだ。昔読んだ時は訳がわからなかったが、今はよくわかる。わかりすぎてなんだかつまらない。

6月21日(水)

P.ラビノー「異文化の理解」(岩波現代選書)を読む。<他者性>か。それは、とまどい、怒りとして表われる。僕は今、異文化の中にいる。さわやかな気持ちである。僕はさらにこの文化の深いところへ行ける。その可能性が本書に示されている。僕はまだ表面を漂っているにすぎないのだ。

7月13日(木)

このごろ日本の夢をよくみる。「移民の日本回帰運動」を読んでたせいかもしれない。あの本は、僕の心の深層と共鳴している。文化人類学にいう千年王国運動。あと1年半で帰れる僕には関係ないことなのに、心が振動している。そう、日本に帰りたい。帰ればすべてうまくいく。そんな幻想(聴)がわきあがってくるのだ。

7月19日(水)

6時半頃に起きて、中沢新一の「野ウサギの走り」を読んでいた。

逃走。僕はとんでもないところに逃げ込もうとしていたのかもしれない。

中沢新一が宗教学者であることに気づく。前からそのことは知っていたが改めて「気づいた」のだ。

逃走。日本において、僕は何から逃げたかったのか。抑圧。農耕倫理(??)。管理。(?)

ところが…。ケニアには、日本以上に抑圧があって、僕を待ちうけていた。…うーん。どうだろう。

7月24日(月)

「インドで暮らす」石田保昭(岩波新書)を読んでいる。この共産主義に傾倒している若者の目に見えているインドは、その後30年近くの後、現在の日本人が持つに至った平均的インド像とは、遠くへだたっている。いや、見えているものはおそらくいっしょだ。しかし、解釈の仕方が恐ろしくちがう。僕らは、ヒッピーの世代を経て、多く彼らの世代の言葉でインドを見る。特に、その宗教的な側面を見る。しかし、この石田氏に宗教は見えていない。また、貧乏な人々の具体的な生活もまったく見えてこない。見えるのは、インテリの意識(?)だけである。

ケニアはどうか。僕には逆に石田氏の見えているものが見えてこない。もし、彼のような目でケニアを見たら、とんでもない世界が見えてくるであろう。僕がそんなケニア像に耐えられるかどうか。

8月1日(火)

大江健三郎の「沖縄ノート」を読む。胃の具合が悪くなる。僕らにオキナワをかかえこむ力量はない。安保・基地の問題。核の問題。自衛隊の問題。差別の問題。

9月16日(土)

「Weep not, child」をようやく読み終えた。今、感動している。いい本なら、ちゃんと読めるんだ。今までは、つまんない本だから読めなかったんだと気づく。

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2014.02.02

宮下恵茉・作 宮尾和孝・絵『ガチャガチャ☆GOTCHA!』(朝日学生新聞社)を読む

2月2日(日)

副題は「カプセルの中の神さま」。ある街のそれぞれの季節で悩んでいる子供たちの前に現われるガチャガチャの神さまたち。子供たちはどうやって悩みを解決してもらえたのだろう。子供たちだけでなく、悩んでいる大人たちも元気がもらえる物語。

悩んでいる子供たちの前に神さまは現われる。しかし神さまが何かをかなえてくれるわけではない。神さまは悩みを解決するためのきっかけや勇気をくれる。あとは自分で何とかするしかない。この物語の神さまたちは、厳しいけれど優しい。子供たちは悩みを通じて成長していく。

大人だって悩んでいる。だから大人も時には神頼みをしたくなる。だが、大人も、いや大人だからこそ、目の前の悩みは自分で解決するしかない。この物語はそう思わせてくれる。

ということは、この本自体が、読んだ者にとってガチャガチャの神さまであるとも言えるだろう。

(1月29日読了)

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