過去の読んだ本の感想(シリーズ)5
10月13日(日)
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1987年
11月8日(日)
「人間というのは、本質的にむずかしい問題は、決してきらいではない。むしろ好きだといったほうがよい。(略)」(「文明の逆説」立花隆 p.244)
1988年
1月20日(水)
「苦悶するアフリカ 篠田豊」(岩波新書)を読んだ。これで僕はアフリカの地図を1枚手に入れたことになる。
2月13日(土)
月曜日から、「帝都物語」全11巻のうち、10巻まで読んだ。11巻目は附録のようなもので、何だか読む気がしない。
今、竹内敏晴「ことばが劈(ひら)かれるとき」(ちくま文庫)を読んでいる。ワクワクする。叫び出したい気分だ。私の悩みを解きほぐしてくれるようだ。
3月1日(火)
僕に届く言葉はあるのだろうか。山崎哲と芹沢俊介の討議集「子どもの犯罪と死」(春秋社)を読んでいる。共感できる部分が多い。
3月13日(日)
夕方、灰谷健次郎の「優しさとしての教育」を読む。僕の思想とはかみ合わない。都市を否定するから。ヤサシサにもなじまない。ただ、使いモノになるって言葉に衝撃を受けているOさんには共感した。今、ドストエフスキーを読んでいる。福武文庫の「前期短編集」だ。ドストエフスキーの中篇、短篇は、今ひとつおもしろくない。長篇はすっごくいい。この違いは何だろう。
3月17日(木)
小浜逸郎「学校の現象学のために」(大和書房)を読んだ。学校の内側で今何が起こっているのかを、これほど明確に語った人がこれまでにいただろうか。言葉が現実を見事にとらえている。僕らが無意識に抑圧している感情までも、適確にえぐり出している。赤えんぴつで書き込みをいれるという久しく忘れていた習慣をよみがえらせてくれた。
5月26日(木)
高野生(たかの・せい)「20歳のバイブル」(情報センター出版局)を読む。山崎がハガキでぜひ読めと言ってきた本だ。今イメージがあふれ出るように出てきて止まらない。書きとめておくか。いや、やめとこ。
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