デイル・ドーテン著、野津智子訳『仕事は楽しいかね?』(きこ書房)を読む
3月24日(土)
自己啓発書やビジネス書のような類の本は内容の薄いことが多く、最近はあまり読むこともなかったのだが、タイトルに惹かれて読んでみる気になった。主人公は中堅のビジネスマンで、5月の大雪で空港に足止めを食らった時にマックスという名の老人と出会う。マックスは発明家・起業家として有名な人だった。彼は主人公と一晩語り合う中で、主人公にビジネスの極意を授けてくれる。それはビジネス書によくあるような教えを否定した、一見するとシンプルな極意だった。
毎日変わり続けること。そのために自分の仕事の内容を徹底してリスト化すること。そのリストを常に更新し続けること。その結果出てきたアイディアを常に試し続けること。
極意と言えるのは要はこれだけだから、例によって内容の薄い本と言えなくもないけど、これは試してみる価値のあることではある。社会で成功した人は、実は人一倍失敗した人でもある。それは日本のように失敗を許容しない社会においても、成功者の一人一人をよく見ると確かに当てはまっている。
いろいろなアイディアを試してみる。そのアイディアのヒントは今やっている仕事の中にある。十中八九は失敗するが残りが成功であればいい。わたしもさっそく自分の仕事をリスト化してみることにしよう。





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