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2011.07.22

Andrew Clements著『Frindle』(Atheneum)を読む

7月22日(金)

アメリカの小学校に才気渙発な少年がいた。小4までは理解ある担任のおかげで自由に過ごしてきたが、小5になって厳しい女の先生が担任になる。ある日、彼はその先生から言葉の授業を受ける。言葉とは皆がそう使うからそう使われるようになるということを知り、彼は一つの実験を思いつく。penを「frindle」と名付けて皆が使うようになったらどうなるのだろうかと。

一人の少年の思いつきから起こった出来事がやがては全米を巻き込む騒動となる。子供たちはこの騒動を通して、言葉とは何か、言論の自由とは何かを学んでゆく。やがて…。

この本は、アメリカでは1千万部を越えるベストセラーになったという。確かによくできた物語ではある。だが大人が読むには物足りない。あくまでも子供向けの本である。ただ、英語の勉強のために初めてペーパーバックを読んでみようという人は、この本から始めるのもいいかもしれない。

Frindle

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