« 齋藤智裕著『KAGEROU』(ポプラ社)を読む | トップページ | 梅原猛著『梅原猛の『歎異抄』入門』(PHP新書)を読む »

2011.01.04

柴田トヨ著『くじけないで』(飛鳥新社)を読む

1月4日(火)

今年初のブログということであけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


さて、この本の著者は1911年生まれで今年100歳になる女性である。この本は著者の処女詩集である。息子の勧めで90歳を過ぎてから詩を書き始め、92歳の時に産経新聞の「朝の詩」という読者投稿欄に初めて入選し、その後はこの欄の常連になる。この詩集には「朝の詩」の入選作を中心に42編が掲載されている。まえがきは「朝の詩」の選者で詩人の新川和江さんが、巻末には柴田さん自身による半生が綴られている。

この詩集は昨年の3月に発行されて、話題は何となく耳に入っていたのだけれど、買って読もうとまでは思わなかった。きっかけは、大みそかの朝にNHK総合で放映されていたドキュメンタリー番組である。その番組を何気なく見ていたら、著者自身が詩を朗読していて、そのすばらしい詩に思わず引き込まれ、即買うことにしたわけである。

詩集を読んでみると、番組ほどのインパクトは感じなかったけれど、やはりそのみずみずしい感性に驚く。それでいて詩の背後に凛として生きている様も感じられる。この詩は70代、80代の人の心にも届くのではないだろうか。

今年は父が77歳になる。父は詩や小説の類をほとんど読まない人だが、この詩だったら届くかもしれない。思い切って誕生日に贈ってみようかと今考えている所である。

くじけないで

« 齋藤智裕著『KAGEROU』(ポプラ社)を読む | トップページ | 梅原猛著『梅原猛の『歎異抄』入門』(PHP新書)を読む »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17593/50492074

この記事へのトラックバック一覧です: 柴田トヨ著『くじけないで』(飛鳥新社)を読む:

« 齋藤智裕著『KAGEROU』(ポプラ社)を読む | トップページ | 梅原猛著『梅原猛の『歎異抄』入門』(PHP新書)を読む »

フォト
2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

読み助の本棚

  • 読み助の本棚
    ブクログ