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2010.11.09

Hiroyuki Hal Shibata著『20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ』(ディスカバー・トゥエンティワン)を読む

11月9日(火)

副題に「20世紀の半分以下の時間と費用で学ぶ 最新最短英語学習法」とあるように、本書には、英語力の4つの技能である、読む、聞く、書く、話す力をいかに最新最短で習得するかが記されている。元々は著者のブログやTwitter上で書かれていたことの中から、英語学習に話題を限定して書きなおされたものである。

英語学習に関する本は数多くあるが、この本の優れている点は、最新の電子機器やソフト、インターネットを使うことで、これまでの日本人の独習者の英語勉強法に欠けていた部分を補う方法を示している所にある。欠けていた部分とは、自分の発音と英文を修正しながら、通じる英語に変えていく方法である。これまでは、そのためには学費の高い英会話学校に通うくらいしか方法がなかった。

この本では、たとえばDragon Naturally Speaking Demoというソフトを紹介している。これは音声で英文を入力するソフトである。このソフトではちゃんとした発音でないと英文を書くことができない。つまりこのソフトを使うことで、自分の英語の発音を、ネイティブに通じる発音に修正することができるわけである。

またこの本では、インターネットのLang-8というサイトを紹介している。これは登録者同士の相互の助け合いで成立しているサイトで、日本語に興味のある英語のネイティブに自分の英文を添削してもらう代わりに、相手の日本語の文を添削してあげることになっている。このサイトで添削をしてもらうことで、自分の英文を通じる英文に修正することができるわけである。

もちろんこれだけでなく著者は、数多くのアイディアを惜しみなく提供している。英語を勉強中の人には必ず参考になる部分があるはずである。特に、著者にはビジネスマンの側面もあるので、ビジネスで英語を使わざるを得ない人、たとえば、今なら楽天やユニクロの社員にとって必読の書と言えるだろう。

私個人に限ると、基本はNHKのラジオ講座で細々と勉強している身であるため、この通りに勉強するわけにはいかないけれど、先にあげたソフトやサイトはいずれ利用できればと思う。あと『7つの習慣』を日本語版ではあるがこの前買ってしまった。これはこの本からの直接の影響である。

著者のブログ(英語学習関連)
http://wisdomofcrowdsjp.wordpress.com/sitemap/english/
著者のTwitter http://twitter.com/#!/hal_j

20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ

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