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2009.09.25

釈徹宗著『いきなりはじめる仏教生活』(basilico)を読む

9月25日(金)

浄土真宗の住職で宗教学者でもある著者による、仏教生活のすすめ。著者は現代を自我の膨れ上がった時代と捉えている。そのため現代人は、特有の苛立ちを抱えて生きている。そんな時代だからこそ、仏教の教えやさまざまな実践が有効であると著者は説く。

ただ、それは著者一流のレトリックでもある。本来仏教は、役に立つ・立たないといった世俗の価値観を超えたところにあるからだ。しかしどうにも息苦しいこの世の中を、何とか少しでも楽に生きたいと願うところから、仏教の道に入る方法もあるのだ。

著者の本を読んだのは共著を含めると4冊目だが、読むほどに日本の既製仏教も悪くないなと思えてくる。特に他力を説く仏教の教えをもう少し学んでみたいと思った。とりあえずは、部屋に自分なりの簡単な仏壇を設けて、時間を作ってお寺の仏像巡りでもしてみようかな。念仏を唱えるとアパートの隣の部屋から苦情が来そうなので、そちらの方は当分できそうにもないけど。

(9月23日読了)

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