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野間正二著『「グレート・ギャツビー」の読み方』(創元社)を読む

8月26日(水)

野間氏の著作を読むのは『「キャッチャー・イン・ザ・ライ」の謎をとく』に次いで2冊目である。その本がおもしろかったので、また読んでみる気になった。

この本もいい出来だとは思うが、わたし自身が『グレート・ギャツビー』を読めてないためなのか、一冊目ほど楽しめなかった。野間氏をもってしても、わたしはギャツビーの魅力を理解できなかったわけである。

この本の「おわりに」で、野間氏は20歳の女子学生の「ギャツビーは過去にとらわれた悲しき男であるからこそ、恋愛を引きずりがちな男に支持されるんでしょうね」という感想を紹介し、そういう男でなくてもおもしろく読めることを示したかったと書いている。

でも、わたしの感想は、残念ながらこの女子学生とほとんど変わらない。未だにギャツビーのどこがグレートなのか理解できないのだ。ある作品についての解読本は、あくまでもその作品に引き込まれた者が、その作品の魅力を深く確認するために必要なものにすぎないのかもしれない。

(8月24日読了)

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