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2009.08.26

野間正二著『「グレート・ギャツビー」の読み方』(創元社)を読む

8月26日(水)

野間氏の著作を読むのは『「キャッチャー・イン・ザ・ライ」の謎をとく』に次いで2冊目である。その本がおもしろかったので、また読んでみる気になった。

この本もいい出来だとは思うが、わたし自身が『グレート・ギャツビー』を読めてないためなのか、一冊目ほど楽しめなかった。野間氏をもってしても、わたしはギャツビーの魅力を理解できなかったわけである。

この本の「おわりに」で、野間氏は20歳の女子学生の「ギャツビーは過去にとらわれた悲しき男であるからこそ、恋愛を引きずりがちな男に支持されるんでしょうね」という感想を紹介し、そういう男でなくてもおもしろく読めることを示したかったと書いている。

でも、わたしの感想は、残念ながらこの女子学生とほとんど変わらない。未だにギャツビーのどこがグレートなのか理解できないのだ。ある作品についての解読本は、あくまでもその作品に引き込まれた者が、その作品の魅力を深く確認するために必要なものにすぎないのかもしれない。

(8月24日読了)

2009.08.03

映画『冬の怪談』を観る

8月3日(月)

わたしはハロープロジェクトというアイドルグループのライトなファンで、時々、彼女たちの出演する舞台やコンサートを見に行っている。この『冬の怪談』もその中のユニット℃-uteのリーダー・矢島舞美とS/mileageのメンバー・福田花音が出ているということで観に行った。

ヒロインは矢島舞美ということだったが、実際に観てみると本当の主役は福田花音の方だった。副題にぼくとワタシとおばあちゃんの物語とあるから、矢島をヒロインと言うのはそもそも不自然で、おそらく宣伝用のヒロインなのだろう。

物語自体は荒唐無稽で、ホラームービーの割にはあまり怖くなかったし、画面のつながりも不自然なところが多く、映画としてはB級なのかなと思う。思想的な深みを出そうとしているようだったけど、それもあまり意味のない深みだった。昔「サイボーグ・しばた」というTVドラマを観た時の感覚を思い出した。

それでも美人の矢島とかわいい福田の演技を見られて、ファンとしては十分満足である。特に福田の演技は秀逸で、中でもクライマックスの目の演技には引きこまれた。福田は将来映画の世界に進んでもいいのではないだろうか。

上映はシネマート六本木で7日まで。特にお勧めというわけではないが、気が向いたら観に行ってもらいたい。

冬の怪談

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