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2008.11.19

大内伸哉著『どこまでやったらクビになるか』(新潮新書)を読む

11月19日(水)

副題に「サラリーマンのための労働法入門」とあるように、会社員は法律によってどこまで守られているのかという観点から、労働法について講義の形式で解説している。講義は全部で18講ありその各々で補講もある。一冊読めば労働法の基本的な考え方を学ぶことができる。ちなみに労働法と一口に言っているが、別にそういう名の法律があるわけではない。あくまでも労働に関連した様々な法律を総称したものである。

1回の講義には一つのテーマがあり、ブログで会社の悪口を書いたらどうなるかとか、社内不倫がバレたらどうなるかとか、給料分働かない社員はクビにできるのかなど、かなり具体的である。講義では各々のテーマに対応する労働法の考え方について裁判の判例などを挙げて解説している。

労働法は労働者を守るための法律である。会社員も労働者である以上、労働法によって守られている。ただ、何をしてもいいというわけではない。やはり真面目に働いている労働者を守るための法律なのである。

それにしてもこの著者、セクハラの講で例えとして出す名前が最近TVで活躍している女優や芸人の名前でずいぶん気が若い。で生年を見たら1963年。わたしより2歳若い。わたしより若い人が神戸大学大学院の教授でこういう入門書を書く年代になったのだなと思ったら、ほんの少しだけ切ない気分になった。

(11月15日読了)

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