梶原しげる著『老会話』(東洋経済新報社)を読む
5月30日(金)
日本では今国際化が進み英会話の必要性が叫ばれている。だが日本では同時に高齢化も進んでいる。にもかかわらず高齢者とのコミュニケーションの方法である「老会話」の必要性が自覚されていない。この本は来るべき高齢化社会に備えて親子の会話のあり方、これからのビジネスのあり方、地域のあり方などについて高齢者とのコミュニケーションの方法を中心に論じたものである。
この本を読んで、わたしも高齢のお客様との会話に気をつけるようになった。また両親とも70歳を越え高齢者の仲間入りである。今後は親との会話にも「老会話」の方法が有効になるだろう。より深い勉強をするためには、巻末の参考文献がいい指針になりそうだ。
(2006年6月18日読了)
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