二つの出来事についての地上波TVの報道
2月2日(土)
地上波TVを見ていると、最近はニュースと言えば中国産の毒入り冷凍餃子事件ばかりが目立つ。確かに日常生活に関わるため一般視聴者の関心も高い事件だが、それにしてもこのニュースばかりが延々と流れている。
一方で、個人的に関心があるのは、12月末のケニアの大統領選後からケニア国内で続いている大規模な暴動である。もう数百人の死者が出て、かつてのルワンダのような民族浄化への拡大を懸念する声さえある。しかし、このニュースは地上波TVのニュース番組で流れることはまったくない。
アフリカの話に一般視聴者が関心を持たないことはわかる。でもそれにしてもニュースのバランスが悪い。もしかしたらまた大規模な虐殺が起こる前兆かもしれないのに、まったく報道がないってことはないだろう。
地上波TVにジャーナリズムがなくなったと言う話は、左翼系の言論人から何年も前から聞いてはいたが、しょせん左翼の被害妄想にすぎないと思っていた。しかし今や本当に、地上波TVは娯楽の手段に過ぎなくなったのかもしれない。それがこの二つの事件、出来事についての報道から感じられることである。
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