吉本隆明著『ひきこもれ ―ひとりの時間をもつということ』(だいわ文庫)を読む
1月23日(水)
吉本隆明が編集者から与えられたテーマに沿って語ったことがまとめられている。ひきこもれという主張は孤高の思想家の真骨頂で、しかもけっして非常識なことは言っていない。平易な語りの文章でありながら氏の思想のエッセンスを知ることもできる。わたしもどちらかと言うとひきこもり体質なので氏の主張には共感できた。
(2007年8月3日読了)
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