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2006.01.21

ライブドア騒動について

今週の月曜日にライブドアに特捜の捜査が入って、大きな騒動になっている。ついには東証の取引が一旦停止になるような騒ぎだ。マスコミはまだ誰も逮捕もされていない会社に対する様々な疑惑を垂れ流している。

テレビは人間の本性をさらけ出すとよく言われる。一時的には取り繕えても長期的にはすべてが暴かれるのだという。だからごまかしはきかないのだと。そして堀江氏のテレビでの印象は、よくも悪くも本音で生きている人物というもので、わたしはそれに偽りはないように思う。

そのわたしの中での堀江氏の像と今回マスコミが取り上げている数々の疑惑とはある部分で重なりある部分では重ならない。ライブドアという会社がM&Aの繰り返しで大きくなってきたのは明らかである。事業そのものからはたいして利益があがっていない様子は今までの報道からも見て取れた。その中で違法ぎりぎりのところで色々とあぶないことをやってきたのは事実だろう。ただ、明白に違法性があることを認識してそれを隠蔽しながらやってきたようにはどうしても思えない。新興の会社がのしあがる過程での混乱と熱気の中で起こった出来事なのではないかと思える。

だから今回の騒動には違和感がある。新興の会社ののた打ち回るような成長の軌跡を後追いして裁こうとしているように思える。既存の秩序にあぐらをかく者たちのおごりが感じられるのだ。

社会には秩序が必要だが、その秩序はつねに既存の秩序の破壊のうえに築かれる。その破壊の過程での逸脱を過剰にたたくことは時に社会の停滞につながる。

違法なことは違法なこととして裁かれればいい。ただそれに便乗して過剰に騒ぐことは控えたいしマスコミや他の人にもできれば控えてもらいたいものである。

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